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鼠径ヘルニアの手術体験記

前回記事で書いたように鼠径ヘルニアと診断されたから、昨日手術してきました。

 

bolabolaisland.hatenablog.com

 



手術前日

前回の初診から約2週間、手術前日のこの日まで特に制限はなし。

先生に言われてた他の注意点は、なるべく重い物を持たない事、トイレ(大)時に頑張り過ぎない事、などを意識してごく普通の生活を送ってきた。

ただ、前日夜のみは禁酒!

これが辛い…

手術当日の手術まで

朝食は禁止、水分補給は水かお茶のみで二時間前まで。

空腹のままながら予定通り30分前に病院に到着した!

 

数分後、待機ベッドに案内される。

1部屋にベッドが3個ほど並んでるけど、カーテンで個別に仕切られてるありがちなパーソナルベッド。

 

看護師さんの指示で全裸に手術服&手術帽に着替える。

左腕に点滴、左人差し指にバイタルチェック機器、右腕に血圧計、胸には心電図測定の吸盤を装着されて暫し待機。

待機時はこれから始まる生まれて初めての全身麻酔にド緊張でドッキドキ。

緊張で血圧高かったやろな!

そして!

遂にやってきた恐れていたアノ瞬間!!

そう、陰毛剃りの瞬間!!

私のヘルニアは右鼠径部につき、右半分の陰毛を剃り落とすそうな。

ジョリジョリジョリ…

手慣れたバリカン手付きで陰毛が剃り落とされていく(右のみ)。

看護師さんは若い女性で割とキレイな方。

勃起しないように全神経をネガティブシンキングに持っていく。

何とかノー勃起で耐えれて、右半分が赤ちゃんのように。

そんなかんな、なんやかんやでベッド到着から約30分後、手術室に案内された。

その間も点滴はつけっぱなし。

もちろんトレイ行く時も!

結局、この点滴は帰る直前まで外される事はなかった。

 

手術

手術室に案内されて、先生とこの日初対面。

最後のチェックと共に、麻酔と手術の案内が行われた。

 

人口メッシュで腸が出る穴を塞ぐ事

局部麻酔と全身麻酔のW麻酔である事

全身麻酔だけど、完全に意識が無くなるほどの量ではない事

などが改めて案内された。

 

ん?

……

………

え?全身麻酔やのに意識あるの?めちゃ怖いやん!

麻酔で眠らされて目覚めたら手術が終わってるもんやと思ってた。

 

手術室のベッドでも色々な器具が装着される。

ドラマでよく見る脈拍?なんかな?ピ…ピ…ピ…って鳴ってたら正常?なやつ。

そして呼吸器で鼻と口が覆われて、まずは局部麻酔。

ヘルニア近辺に数発、結構痛い。

そしてずっとつけたまんまの点滴から全身麻酔が注入される。

そして数分…

先生と看護師さんの会話から、いよいよ手術が開始される模様。

え?マジ?何かフツー過ぎるくらいに意識あるんですけど!

慌てて看護師さんに聞いてみる。

『めちゃフツーに意識あるんですけど、もう手術するんですか?』

どうやら、意識はあるけどもう既に痛みを感じないくらいに麻酔は効いてるらしい。

めちゃ怖い…

ビビる私の感情とは裏腹に、無慈悲?にも手術が始まってる模様!

何となく、肉を引っ張る感触、切る感触が解ってしまう。

麻酔は確かに効いてて痛くはないけど…

あー、めちゃ怖い!!でも、若干意識朦朧としてるかも?

結局、この手術の最後までこの意識朦朧状態が続いた。

先生と看護師さんの会話は聞こえるし、相変わらず肉を引っ張る感触なんかは解って怖いけど、朦朧としててあんまり深くは考えられない感じかな。

最中、患部の写真を何枚も撮ってはったり、大きな咳をしてみて下さいと指示されたりしながら、手術は終了。

『終わりましたよ』と声をかけられたらプチ覚醒して我に返って安心感が押し寄せてくる。

その後、約10分くらいのアフターバイタルチェックなどが終わるとベッドから自力で起き上がる指示。

ビックリするくらいに普通に起き上がれた。

痛みも全くなし。

 

手術後

最初の待機ベッドに自力歩行で戻り、またしてもたくさんの器具を装着されて約一時間の待機。

途中、相変わらずのバイタルチェックと傷口出血チェックなど。

恐らく全身麻酔は切れてるけど、局部麻酔はまだ効いてる状況。

痛みは無し。

トイレ(小)も麻酔をコロコロ引きずりながら普通に出来た。

1時間ほどしてようやく持参する指示を受けてた水と軽食(サンドイッチとおにぎり)を食べる。

普通に食べれるかのチェックらしい。

普通に食べれて、ロキソニンを飲んだら先生の最終チェックと終わった手術の事後説明。

 

患部を切開してみたら、良性の脂肪腫が出てきたらしく、切り取った7〜8cmの脂肪腫実物を見せられる。

キモい。

後、実際のヘルニアや人口ネットを挿入したところの写真なども。

最終チェックも問題なしで、ようなく帰宅許可をもらい、会計に。

会計14万7070円也。

3割負担の私の実際の支払金額は46120円

 

因みに、初診時は7660円。

手術に向けて各種検査費込み。

血液検査の内、HIV検査の1150円は保険外らしい。

帰ってから

10時からの手術で、結局帰宅出来たのは15時くらい。

術後に言われてた通り、夕方くらいから麻酔が切れ出してジワジワ痛みが。

安静時は全く痛みがないけど、動くと患部にジンワリした痛み。

決して我慢出来ないほどではない。

 

後、座ると睾丸が痛い。そして右睾丸がめちゃ腫れてる

先生曰く、私のヘルニアが睾丸近辺?だったかな?に強く癒着してたらしい。

『癒着が強かったから睾丸が痛くなるよ』、と言われてたから焦りは無かったけどね。

 

この日は風呂もシャワーもお酒も車の運転も厳禁で、大人しく寝て過ごした。

食べ物は特に制限がないから好きなものを食べました。

まとめ

 

色々な場面で看護師さんにアソコを摘まれる

剃毛時、写真撮影時(めちゃ撮影される)、ガーゼ貼る時、ガーゼ下の出血チェック時、などなど。

流石に手術中は全身麻酔してるから大丈夫と思うけど、常に『勃起したらアカン』って恐れが付き纏う1日でした。

ふううぅぅ…こんなん久しぶりで危なかったぜ!

皆様もお気をつけ下さいませ。

手術翌日の模様はまた。

 

※今回の記事は全て私が行った病院での事です。

病院によって違いがあると思うのでご了承下さい。特に全身麻酔については意識なくなる病院が多いと思われます。